とびかげの備忘録

いろいろ思いついた文章置いとく 声活動とかはあんまり関係ない

そこのお前!指名召喚チケット1枚に含まれるメギドはメギド1体分だぜ!

久々の更新ですが、指名チケットの使用期限まで一ヶ月を切ったので載せておきます。
基本的にはストーリー攻略、及びイベント攻略を前提とした選定であり、PvPコンテンツは全く考慮していないことを明記しておく。
無論あくまで「戦術に組み込みやすい」メギドであり、「コイツだけいれば勝てる」というものでは全く無い。この記事も参考にしたうえで、改めて自分のアジトに合ったメギドを選ぶとよいだろう。

なお、記事に使用している画像は公式サイトから引っ張ってこようかと思ったが著作権やら何やらがめんどうなので自分で描きました。windowsペイントさまさまである。

 

◎フォラス(バースト/スナイパー)

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眼鏡


サポートの神。FGOで例えると、孔明とマーリンと玉藻を邪教の館で三体合体したらこうなる。
まず通常スキルの「アタックフォトン強化」がどれくらいの効用があるのか、という話なのだが、
・通常アタックによるダメージが2倍
・奥義によるダメージが1.5倍
・奥義の一部の効果量が1.5倍
という破格すぎる効果。特に3番目の効果量UPがマジでヤバく、たとえば「2ターンの間攻撃力が30%UP」とかの場合、「3ターンの間45%UP」に変貌する。ヤバい。
またこれに加えて攻撃力アップもついてくるので実際のダメージはさらに跳ね上がる。ヤバい。
そして覚醒スキルなのだが、「2ターンの間、味方一人の効果範囲を全体化する」とかいうクソ激ヤバ効果。自分の効果範囲を列にしたりする奴はいるが、他人に飛ばしてしかも全体化というのはメチャクチャ激レアである。こいつ以外ではSSRオーブたったの1個しかない上、オーブのほうは持続が1ターンなのでほぼ上位互換。何?
さらにコレを自分にかけることも可能で、「全体化を全体化」することも可能。あのバフもこの攻撃も何もかも全体化や!
そして、このうえ「装備しているオーブのCT-1」という本当に規格外な特性を備えており、実質的に「バーストオーブ=こいつのやれるサポートの幅」という、もう、なんかよくわからん。何だこいつは?
単純にCT1のオーブを装備して、不要フォトンを変換しながら毎ターン連打してるだけでやたら強いし、CT2のキャスパリーグ(列回復)やガオケレナ(滞水付与)等もクソ強いので、PTの足りない部分を補うもよし、より特化させてもよしという万能ぶり。
素早さも上から数えたほうが速い(Lv70で691)ので、アタッカーに先んじて補助をかけたり、敵より先に動いて回復したりとやりたい放題。
極めつけにマスエフェクトもやたら強力で、めまい無効は勿論なのだが「バースト/スナイパーに防御無視を付与」「バースト/トルーパーに、そのメギドが与えるステータス強化の持続ターン+1」という唯一無二のヤバさを持つ効果を併せ持つ。なんでそんな欲張りなの? どっちか一個でも良くない?
防御無視はクソ大幻獣筆頭のアシュトレトをはじめとして刺さる敵は非常に多く、またステータス強化持続+1ターンも腐るところがまず無い超優良効果。
どれか1つの要素だけを抜き出しても一線級なのだが、なぜか全部を持って生まれてきた。持ってる持ってないで戦術のバリエーションが大きく変わるので、宗教上の理由で妻子持ちの36歳眼鏡学者おじさんは使えない、とかそういうことでなければマジで取っておくべき。

 

◎アンドロマリウス(ラッシュ/スナイパー)

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パワプロの矢部君みたいになった

スキルの鬼。スキルファイターのお供であり永遠の伴侶。
通常スキルの「スキルフォトン強化」がひたすらに強い。アタックフォトン強化が強いのはついさっきフォラスの項目で書き殴ったとおりだが、スキルフォトンの場合どうなるのか?具体的には
・スキル・覚醒スキルによるダメージが1.5倍
・スキル・覚醒スキルの一部の効果量が1.5倍
というこれまたヤバい効果。ヤバい。特にスキルフォトン1個でこれがポンとできるのはアンドロマリウスくらいしか居ないので唯一無二と言っていい。おまけに攻撃力アップも付く……なんかどっかで見たな。
しかし彼女の真価は奥義にある。その効果は「全員にスキルフォトンをひとつ配布」。チャージ→チャージ→アタックと積むと何故か全員にスキルフォトンが配られる。どっから出してんだそのフォトン
カードゲームで言うと手札を3枚捨てて5枚ドローするようなもので、とにかく強い。回復、カバーリング、アタックの起点など、スキルフォトンは何かと入用であり、それを平等に全員に配れるのはアドバンテージの塊である。
配ったフォトンを自分のスキルで強化、なんて芸当も出来るので取り回しも良く、とりあえず余ったチャージを彼女に突っ込んでおけば2Tに1回くらいは奥義を撃てる。純粋に使えるフォトンが増えているに等しいのでわずかずつでも確実にアドバンテージは増えていく。
とにかくスキルを連打するタイプのアタッカーと非常に相性が良く、そういったアタッカーはどのスタイルにも存在するため、あらゆるPTに入る可能性を秘めている。スタイルがラッシュなので、スキルフォトンを配布できるSRオーブのミミックを装備できるのも良い点。
あとやたら可愛い。眼鏡引き篭もり図書委員美少女……

 

◎アムドゥスキアス(カウンター/スナイパー)

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自信作


サポーターが続きます。彼女のウリはスキルと素早さ、そしてマスエフェクトである。
通常スキルは「味方単体への攻撃を2回無効化」というステキ効果。レアリティを上げるとここに10%のHP回復も付く有能ぶり。
この攻撃無効化というのがとにかく便利で、例えば点穴のようなスーパークソウンコ強単体ダメージも問答無用でシャットアウトしてしまう。そのため単騎で出てくるボスなんかにはめっぽう強く、彼女が居る居ないで難易度が大きく変わるクエストがチラホラ存在する。ステージ38のクソゴリラとか。
彼女自身の素早さが非常に高い(特性込みで全メギド中2位)のもスキルと大きくシナジーしており、敵の行動に先んじてバリアを貼ることが可能。無論オーブを持たせて状態異常を与えたり、回復をしたりなども簡単である。
代わりに連撃タイプ(0.7倍で3回攻撃とか)にはベリベリとバリアを剥がされてしまうので相性はよくない。後述するザガンとかを使おう。
そしてマスエフェクトが強力。カウンター/ファイターには暗闇攻撃とHP10%回復、カウンター/スナイパーには素早さ20%上昇と、「覚醒に必要なゲージを-1する」というかなりのレア効果。
しかしここでわざわざ挙げたのは、このマスエフェクトどれもストーリー加入メギドと非常に相性が良い、という点が最も大きい。
まずストーリー序盤で加入するメギド7人のうち、カウンターはシャックス、バルバトス、ガープ、マルコシアスの4人。しかもちょうどファイター2人のスナイパー2人である。
バルバトスはストーリー加入メギド中唯一のヒーラーだが、ヒーラーとして運用するためには自身のME効果である「覚醒ゲージ-1」を適用させたい……が!アムドゥスキアスのMEを踏ませれば代用できてしまう。
マルコシアスはやや低めの素早さを補い、敵に先んじてフォトン容量減少や列めまいをばら撒き、奥義を連打して敵を殲滅することが可能。
ガープとの相性は言わずもがな、HP10%回復とアムドゥスキアス自身のスキルで耐久力を大幅に上昇させることが出来る。
シャックスは奥義の「被弾するたびに奥義Lvが上昇」という特性とHP回復MEが噛み合っているのがかなりグッド。
とまあ、彼女をリーダーに据えるだけでかなり安定感のあるPT構築が出来てしまうのである。超お手軽。長い目で見れば前述したフォラスヤアンドロマリウスには一歩引いた位置になるかもしれないが、ゲームを始めたてであればこれほど頼りになるメギドはいないだろう。
あとやっぱり可愛い。家が太い。しかも養ってくれる。強い。

 

◎マルバス(カウンター/スナイパー)

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自信作その2

感謝感激あら可愛い~ って感じの純ヒーラー。それも全メギド中トップクラスの。おおむねヒーラーといえばマルバスかヴィネの2択である(俺調べ)。
とにかく全部盛り合わせみたいな欲張り性能で、スキル、覚醒スキル、奥義の全てでHP回復を行う特化ぶりが特徴。
スキルは単体25/30%回復。シンプルだがそれ故に回復量が多く、フォトン1つで飛ばせるHP回復としては最大量を誇る。
覚醒スキルは単体35/40%回復をさせつつ覚醒ゲージを+2する。直接ゲージを増加させるので味方の行動に割り込んで強引に覚醒させる等、戦術に幅が広がるのでかなり使いでがある。単純に回復量がデカいのもいい。
奥義は全体20/25%回復&防御力を30/40%上昇。さらにマルバス自身が攻撃を2回受けるたびに倍率が上昇し、最終的に50/55%回復&60/70%防御力上昇というとんでもない効果に化ける。HP回復効果、防御アップ効果どちらもゲーム中トップクラスの倍率という凄まじさ。
そしてマルバスはこれらの効果を生かすポイントを2点備えている。まず1つが素早さで、Lv70でなんと圧巻の719。これは全メギド中1位であり、アムドゥスキアス等の特性込みでも5位という驚異的な素早さ。
これにより、ほぼ全てのメギドに先んじて行動することが可能。オーブでバフを盛ったり、覚醒スキルでゲージを増やしてあげたりなどの安定した運用が出来る。
2つ目が特性の「毎ターン終了時に覚醒ゲージ+1」という凄まじい効果。ほっといても勝手にゲージが貯まるという、メギド72の前提を根本から覆す効果である。
1ターン目にチャージ→アタックと適当に積んでおけば2ターン目から即奥義や覚醒スキルで味方のサポートが可能であり、全メギド中最高レベルの回復を惜しみなくガンガン使っていける。しかも最速で。
ここにアムドゥスキアスMEなんかの覚醒ゲージ上限-1を組み合わせるとより高速で回転させる事が可能になり、ちょっとやそっとじゃ死ななくなる。本人の弁だがまさに「存在するだけで役に立つ」メギドと言えよう。
バルバトスじゃちょっと物足りないな、と思ったら彼女を選んでみよう。ずっと大事にしたくなることうけあいである。

 

◎ヴィネ(バースト/スナイパー)

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めっちゃ上手くない?

ヒーラー2大巨頭のもう1人。マルバスに勝るとも劣らない純ヒーラーであり、清楚系お姫様。ほんとにメギドか?むしろこっちがハルマなのでは?
目を引くのは1発で列回復が可能な通常スキルである。倍率自体は15/20%とやや少ないが、本人の「HP50%以下の味方への回復量が50%アップ」も含めると実際の回復量はかなりのものになる。
高難度のPvEボスともなると列攻撃でガリガリ削ってくるのは当たり前になってくるので、そこをスキルひとつでカバーできるのは非常にありがたい。
また奥義もシンプルな全体回復であり、特性も込みで逆境からのリカバーが容易なのもポイント高い。
そしてマルバスとの大きな違いは覚醒スキルの「味方全体の覚醒ゲージ+1/攻撃力を20/30%上昇」である。エキゾチックなダンスモーションが可愛い。
全体にゲージを配れる、というのはメチャクチャレアな効果で、SSRオーブのボーパルバニーかバーストのサキュバスくらいしか居ない。メフィスト?あれは安定しねえから…
そしてこの覚醒スキルのヤバい所は、ヴィネ自身の覚醒ゲージも+1される事である。なんだその永久機関は? これによりスキルフォトン=全員のゲージ+1という図式が出来上がり宇宙になる。実質スキルフォトン2個でチャージフォトン5個ぶんの働きをすると言っても過言ではない(過言)。
またスタイルがバーストなので、マルバスとは違ったパーティでの起用が考えられたりするのも差別化を図るポイントである。どっちかで迷った場合は手持ちメギドで主力のメンツに合わせてチョイスするとよいだろう。
そして可愛い。実家が王族という規格外の太さ。養ってくれる。強い。
あともう本当にマジで性能に何の関係も無いのだが期間限定イベント『ハルマを夢見た少女』でのマルバスとの絡みが最高なので全人類見ろ

 

◎ザガン

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ちょっと微妙

効かないねぇwwwwww メギドクエストで出てくるとうんざりするメギド第一位。カバーリングの鬼。
彼女のカバーリングは「最大HPの20/25%以下のダメージを無効化する」という凄まじいもの。具体的に言うとLv70時点で大体2100くらいまでの攻撃なら全部弾く。
大事なのはこれが「1HITあたり」にかかってくるということで、例えばクソウンコボスのアバドンなんかは通常攻撃が特殊な計算になっており「約0.6倍×6回攻撃」になってくる。これをガープなんかで受けるとゴリゴリ減らされて戦線崩壊、というのがよくあるパターンだ。
しかしザガンの無効化判定はこの「0.6倍」の1HITあたりで判定しているので、総合ダメージがなんぼになろうと、1HITあたりが規定値以下なら全部弾く。効かw効かw効かなw効かないねぇwwwwww
「無効化されるかどうかは、防御力とか全部計算した最終ダメージで判定される」「HP上昇MEやオーブによる被ダメージ軽減特性なども全て加味する」のは覚えておきたい。
で、奥義は敵単体に3.5倍ダメージ+めまいという物。まあATKは低くもなく高くもなく(Lv70で975)、めまいはそこそこ役に立つのだがカバーリング役で攻撃奥義ってどうよ?と思ったそこの貴方! なんと、この奥義は相手の攻撃を受けるたびに倍率が上昇し、最終的に6.5倍まで強化されるのだ!2倍だぞ2倍(2倍ではない)
これはカバーリングの持つダメージソースとしてはかなりのもの、というかカバーリング役を受け持ちながらサブアタッカーもできる」というのはかなりレア。ガープにベインチェイサーでもいいんだけどそこに至るまでがメチャクチャしんどいし。
また、スキルと覚醒スキルがほぼ同じ効果(覚醒スキルは反撃がついただけ)というのもザガンの特徴。これなんか意味あんの?と思うかもしれないが、ガープのジールバッシュが暴発しない、と考えると、その強みは解って頂けると思う。
とにかく便利な盾役なので、格下相手や多段攻撃相手であればノーダメージで全て捌ききってくれるだろう。オススメ!

 

◎ティアマト(カウンター/ファイター)

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おたまもつけてみた

「バーサーク」という特殊なステータスを持ち、実質2キャラ分の働きが出来るといっても過言ではないメギド(過言)。俺こいつのことすっかりテルミナスだと思ってたんだけど違うんだね。すげェ。
通常状態では、スキルで前列に覚醒+1&防御20%バフ、覚醒スキルで蘇生というサポート効果が主体。
スキルは言わずもがな強く、また彼女自身も上から数えたほうが早い防御力(Lv70で621)の持ち主なので見た目以上のタフさ。覚醒スキルもかなりレアで、オーブに頼らず蘇生を行えるのは彼女含めて4体(ティアマト、ベレト、ユフィール、フェニックス)、その中でもスキルで行えるのはティアマトただ1人である。
そして奥義は被ダメージによって倍率が上昇する単体奥義。シャックスあたりと同じタイプだが、ティアマトのタフさによって安定感が増しており、そこそこ高い攻撃力もあってかなりのダメージを叩き出してくれる。
こんだけ書くと「安定感のあるサポート兼アタッカー」みたいな印象を受ける。それも間違いではないし、実際そういう運用をしても非常に使いでのあるメギドなのだが、その本性は前述したバーサークにある。
彼女はフォトンが与えられなかったターン終了時、バーサーク状態になり、攻撃力が毎ターン25%UPする(最大125%)という非常に特異な特性を持つ。
125%である。125%?うせやろ? そう思った貴方は正しいが、マジで125%だ。しかもバーサーク状態ではスキルの性能がガラッと変わり、完全なアタッカーに変化する。
通常スキルは単体1.5倍ダメージとまあ普通の性能だが、最大125%のバフが乗ることを念頭に置いて欲しい。そして覚醒スキルは「敵単体に攻撃力0.8倍の6連続ダメージ」という狂った性能になる。
しかし、その程度であればラッシュのファイターなんかには筆頭アタッカーのゼパルやウヴァルなんかも含めてけっこう居る。そう思ってないですか?(本田圭祐) ティアマトのスタイルはカウンター……そしてここにあるのはカウンター特有の防御無視オーブじゃ。ここに何度も言ってる125%バフが乗るので本当にマジで異常な火力が出る。ヤバい。
まあ言ってしまえば他のバーサークメギドであるCゼパル、ダゴン、ベレトあたりも頭のおかしいバフは乗るし、なんならゼパルとダゴンに関しては他人をバーサークできるので全体の火力アップにも繋がる。
しかしティアマトの場合は「バーサーク前はサポーターとして運用できる」「ほっとけば勝手にバーサークする=バフの為にフォトンを使わなくても良い」という唯一性があり、回復やカバーリングフォトンをアタッカーに回せない!というような戦いでは非常にありがたい。まあサポート運用するためにはフォトンを必ず1個以上割り振る必要があるのだが。
また、一度バーサークしてしまうと戦闘不能になるまで解除されない上、戦闘不能から復帰したとしても、蘇生したターンにフォトンが割り振られなかった場合、再びバーサークしてしまうという難点もある。運用の際には気をつけよう。
あと可愛い。真メギドの大半に言えることだが、転生を経ていないため人外の価値観のままヴァイガルドで暮らすというギャップがたまらない。彼女の場合自身がソロモンに抱く感情が「恋」だと認識しているが、それが本当に恋なのか誰にも分らないのが凄い。これ性能関係ねーな。

 

◎ニバス(ラッシュ/スナイパー)

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口も描いてみた

どやどや~。勝利モーションがやたらに可愛い。ラッシュのスナイパーでアタッカーというけっこう珍しい存在。他は点穴とかしか居ない。
まず目を引くのがLv70で1429というぶっちぎりのATKで、なんとあのアスモデウスより高い。特性込みでも全体3位(1位ウヴァル、2位ウァプラ)という圧倒的な高さを持つ。
覚醒スキルでランダムにフォトンを2個配布、奥義で単体ダメージ+自身のフォトン強化という割かし特殊な技を持っており、ここだけでもけっこう解説しどころがあるのだが最早そんな事はどうでもいい。彼女の真骨頂は通常スキルにある。
効果は「敵単体に攻撃力1倍/1.25倍のダメージ」という非常にシンプルなもの。しかしその後に「使用するごとに投げるクラブの数が増加」という文言が付く。
これはフォカロルやフルカスのような、使うたびに効果が強くなるタイプのスキルである。で、クラブの数が増加、とは即ち攻撃回数の増加を意味している。彼女はスキルを使うたびに攻撃回数が増え、4回目以降は「攻撃力1倍/1.25倍の4回攻撃」になるのだ。
これがもう、べらぼうに強く、ぶっちゃけた話彼女に適当にスキルを与えているだけで敵陣が丸ごとミンチになる。マジで。
1倍以上の倍率で連続攻撃を行えるスキルを持つメギドはニバスのみ、かつ、「同じ倍率・4回以上の連続攻撃」という条件で奥義や覚醒スキルを見渡しても、片手で数えるくらいしか存在しない。
ここに加えてスキル強化やATKバフなどを盛って行くと最早手がつけられない怪物アタッカーと化す。極端な防御力を持っていたり、ギミックが複雑なエネミーなんかは流石に分が悪いが、それを補って余りある汎用性と使いやすさを兼ね備えた超アタッカー、それがニバスだ。
あと可愛い。身長158cm巨乳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!優勝!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

◎インプ(バースト/トルーパー)

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最高傑作

見た目がやたらキャッチーな感電メギド。奥義のブランコを漕ぐモーションがあまりに細かく作りこまれていたため、「スタッフは公園に住んでいて、幼女を観察しながらモーション製作をしているに違いない」という謎の言説が生まれた。
性能的には感電で相手を妨害していくデバッファーである。まあシャックスと似たようなもんだ。リーダーにしてマスエフェクトを適用させると素早さはこっちの方が上である(Lv70時点でシャックスは特性込み651、インプは素で616、MEで30%上昇して800まで行く)
スキルは0.7/0.75倍の三回攻撃。雷ダメージ属性なので滞水状態だとダメージが上がるうえ、90%/100%の感電も付いてくる。確定感電が強いというのはシャックスが証明している事実だ。通ればの話だが。
覚醒スキルが少々特殊で、「2ターンの間、味方単体に最大HPの10%/15%以下のダメージ無効化を付与し、20%/25%の攻撃力アップとゾンビ化の状態異常を与える」というもの。
バフ二種は置いといてゾンビ化とはなんぞや?という話で、まとめると
・最大HPが50%、攻撃力が25%上昇
・防御力と素早さが0になる
・HP回復でダメージを受ける
という3種の効果が複合されている。
一つ目はバフであり正直やたら強く、覚醒スキルの効果であるダメージ無効化とも噛み合っている。また二つ目の効果ば防御力0こそ厄介ではあるが、素早さを0に出来るというのは戦術に組み込む事も考えられて使い出がある。
そして三つ目の回復=ダメージも、アスモデウスのような「瀕死時に強化される特性」を持つメギドと合わせて起用すればさまざまな戦術に組み込める。考え方次第でかなり使い出が出てくるスキルである。
まあデメリットが面倒くさければ状態異常回復や、ユフィールやSRオーブ「古の狂竜」なんかの状態異常予防をつけておけば良いだろう。
奥義は敵全体に1.75倍/2倍の雷ダメージ、スキルと同じく80%/90%の感電が付いている。こちらは確定ではないので注意。しかし特性の「自身の行動で敵が感電した場合、1体につき覚醒+1」と噛み合っており、ここから再びの奥義や覚醒スキルに繋げることも可能。
マスエフェクトは感電無効が目を引く。他にはアガレスしかいないのでかなりレア。
とまあ、覚醒スキルこそ面白いがほかは普通で、妙に防御力が高い(特性込みで全メギド中8位)くらいなのだが、何故彼女をプッシュするのかというと、このメギド72における最強アタッカーの1人である「☆6ベリアル+☆3ルゥルゥ」の育成に……正確に言うと☆3ルゥルゥの育成に避けて通れない大幻獣、真珠姫ルゥルゥと雷獄華ケラヴノスの討伐に適しているからだ。
ルゥルゥEXではギミックとして、簡単に言うと「5回以上雷ダメージを与えなければ全くダメージが通らない」というものがあり、まずこれを突破するのに非常に難儀するのだが、インプの通常スキルは3回雷ダメージであり、回数を稼ぐのに役立つ。
ケラヴノスEXは、あらゆる行動に確定感電が付いており、感電相手にダメージ2倍、しかもスキルが全体ダメージなので全体確定感電とかいうマジで意味の分らん理不尽ゲーが待ち受けている。しかしインプのMEを使えばバーストメギドは感電が無効になる為、難易度が大幅に緩和される。
この2体を討伐するのに適したメギドは当然他にもいる。3回雷攻撃に加えて滞水奥義でアタッカーも兼任できるシトリーや、前述した雷無効MEに加えて防御貫通MEを所持するアガレス等だが、この2体に対して有利な特性を持ち合わせている「お手軽スターターキット」となり得るのはインプだけなのだ。
☆6ベリアル+☆3ルゥルゥは多くの高難易度ボスをギミック無視してぶっ倒せるポテンシャルを秘めた最強メギドの一角なので、育成にチャレンジできるようになるスターターキットとしてインプを選ぶ事はかなり有用な選択肢になるはずだ。
あと可愛い。クソ生意気幼女というだけでなんかいろんな性癖に刺さる。あと前述したとおりモーションの細かさが異常なので一見の価値あり。

全人類はメギドをやれ

おはようクソヴィータ!!!!!!!!!!!!!元気か!!!!!!今日も村とか焼いていこうな!!!!!!!!!!!!!!
2017年度末に配信された「メギド72」というスマホゲーにすっかりハマってしまったので布教用の記事を作ることにした。
メギドのメの字も知らんクソヴィータ諸兄はメギド72を始めるにあたって参考にして欲しい。

 

・メギド72って何よ?
 「ワイルドアームズ」シリーズや「シャイニング・ブレイド」、最近だと「デジモンストーリー サイバースルゥース」等を開発している「メディア・ビジョン」が2017年末にサービス開始したスマートフォンアプリ。ジャンルは「フォトンドリヴン世界救済RPG」。キャッチコピーは「悪魔となら、変えられる未来がある。」だ。言葉の圧がすごい。
 ファンタジー世界である「臨界ヴァイガルド」を舞台に、天使たちの住む「輝界ハルマニア」と悪魔たちの住む「宵界メギドラル」の全面戦争《ハルマゲドン》を阻止すべく、主人公のソロモンとその仲間たちが奔走する、というのが大まかなストーリーラインである。

 

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・キャラが濃い
 タイトル画面の左で号泣している青年が主人公なのだが、半裸コートに全身刺青というエキセントリックなファッションの癖して「俺はただの一般人だよ(意訳)」とのたまうあたり只者ではない。そもそもメインキャラ7人のうち4人が半裸である。
 そして仲間になるキャラのどいつもこいつもキャラが濃いのだ。もちろんいい意味で。
 仲間になるキャラクター=戦闘に参加してくれるプレイアブルキャラクターなのだが、彼らは「追放メギド」と言われる、なんらかの理由をもって宵界メギドラルを追放され、何の力も無い人間――ヴィータとして生きることを余儀なくされた悪魔たちなのである。必殺技を放つときは悪魔本来の姿に変身するぞ!
 そんなわけで一癖も二癖もある連中ばかりで、村焼きRTA世界1位、趣味が人体実験のクズ、マジの爆破テロリスト、酒浸りコマネチおじさん、女たらしのカス、負け犬釘バットマン、死にかけのクズなど個性豊かなクズが取り揃えられている。好きなクズ野郎を選んでね!
 なお、クズ野郎が多いのは間違いないが、もちろんちゃんとしたキャラも居るので安心してほしい。児童虐待案件とかも多いけど。

 

・ストーリーが面白い
 そんな連中の織り成す冒険なのだから面白くないはずが無い。「世界の崩壊・人類絶滅の危機」という難事に立ち向かっていくシリアスさと、キャラクター同士の軽妙な掛け合いのバランスが、シナリオを進めるモチベーションを高めてくれる。
 「今、何を目的にしているのか」「何がどうなって現在の状況になっているのか」「これからどうするべきか」等を常にキャラクター達が建設的に話し合って進んでいくので、物語を読み進めるストレスも少ない(やや説明的すぎるという見方もあるが)。わかりやすいバックログ機能もあるので物語を見返すことも簡単に出来るのが嬉しい所だ。
 そしてとにかく物語がスピーディーに進む。具体的にはゲームを始めて10分経たないうちに主人公の住んでいた村が滅ぶ。そら号泣もするわ。
 モブキャラはスナック感覚で死んでいくし、訪れる村は6割くらいが滅んでいる。そして人が居たとしてもだいたい死ぬか酷い目に合っている事が多い。異世界転生したくない世界ランキングでもトップランクに入るであろう。
 だがそんな中でも決して諦めず、前を向いて懸命に進む主人公たちの姿に心打たれること間違いなしだ。

 

・音楽が最高
 生音収録でコーラス付とかいう超豪華仕様が物語への没入感を高めてくれる。ストリングスを主体とした幻想的なサウンドはファンタジーな世界観をうまく演出しており、ほんとにスマホゲーか疑わしくなるほどだ。
 通称「メギド言えるかな」と呼ばれている独特のOPも聞いてるうちにどんどんクセになる味わいがあるぞ。ロッノーウェ
 そして重要なことだが、このクソ良さしかない音楽が無料でDLできる。マジで!?
 いいから今すぐ公式ポータル行って聞けクソヴィータhttps://megido72-portal.com/entry/collection-vol1

 

・戦闘が面白い
 肝心の戦闘システムだが、よくあるコマンド選択式のRPGや、一般のソーシャルゲームとも違う「フォトンドラフトバトル」という独自のシステムを採用している。
 説明しだすと長くなるのでやや端折るが、「ランダムに場に出現する3種のコマンド(フォトン)を味方と敵で5個ずつ交互に取り合って行動を決定する」という形式。
 基本、1人のキャラクターに渡せるフォトンは3個まで=1ターンに最大3回行動が可能だが、その分他のキャラクターにフォトンが行き渡らなくなる。
 また、フォトンを渡したキャラクターが戦闘不能になったり、状態異常によって行動できなくなることもある。逆もまたしかりで、相手より早く行動し、フォトンを多く積まれたエネミーを倒してしまえばこちらがグンと有利になる。
 「交互にフォトンを取り合う」という形式のため、相手に選ばれると困るフォトンをこちらが先に取ってしまう等の戦略性もあり、最初はややとっつき辛いが、シンプルかつ奥深いシステムはやればやるほど味が出てくる。
 メチャクチャ多いステータス異常やバフ・デバフ・特殊状態など、バトルをより盛り上げる要素もたっぷりあるのでそういうのが好きな人もご安心だ。
 また、「これは勝てねえ」と思ってリタイアしてもスタミナの8割が帰ってくるという親切設計なので、トライアンドエラーが簡単なのも良ポイント。

 

・換えの効かないキャラクター性能の幅広さ
 タイトルの「72」にもあるように、本作に登場するプレイアブルキャラクターは「ゴエティア」に記された、いわゆる「ソロモン72柱」の悪魔たちがモチーフとなっている。
 (※ゴエティアゲーティアとも。17世紀前後に成立した魔導書「レメゲトン」の1部。古代イスラエルの王ソロモンが使役したとされる72柱の悪魔を呼び出す方法が記述されている。)
 これらのメギドは「祖メギド」と呼ばれ、それ以外のメギド、例えばゾロアスター教出典のアラストル等は「真メギド」と呼ばれている。こんな感じで新キャラを増やす余地も残しているという寸法よ。
 メギドは3クラス3スタイルによって分類されており、前衛と後衛を区分する「ファイター」「トルーパー」「スナイパー」の3クラスと、戦闘スタイルを区分する「ラッシュ」「カウンター」「バースト」の3スタイルによって個性が表現されている。
 そんなわけで2018/9/18現在95体のメギドがプレイアブルキャラクターとして実装されているのだが、重要なポイントとして、これら全てのメギドに性能面での個性が存在する。
 例えば盾役のメギドだけでも6体ほど存在するが、その全てが性能面で差別化されており、上位互換は存在しない。これはマジである。
 なんなら配布メギドとガチャ産メギドに、いわゆる性能格差が存在しない。ストーリーで手に入るマルコシアス姉貴とかストーリー中盤以降もアホみたいな火力を出すのでヘタなガチャ産メギドより使い勝手が良いしな。
 さらに各メギドには「マスエフェクト」という、リーダーにした場合発揮される特殊効果が設定されており、戦略性やパーティの選択に深みを与えている。
 アタッカー、ヒーラー、バッファー等多数のメギドにそれぞれ独自の使いみちが存在し、これらのメギドをいかに組み合わせて自分だけの戦術を練り上げるか。この試行錯誤が絶妙に楽しいのだ。

 

・独特のガチャ
 さて、そんなキャラクターを手に入れるのは基本的にガチャなのだが、これがまた独特で、ガチャで得られるメギドにレアリティという物が存在しない。
 正確には「全てのメギドは☆1で加入し、素材を与えて進化させることで☆6までレアリティを上昇させていく」というシステムなのである。推しを最強に育て上げろ!
 メギドの排出率は一律5%、月末に行われている特別ガチャ(通称サバト)では10%という破格の排出率になる。FGOの☆5サーヴァント排出率が1%だということを考えるとえらく良心的だろう。(その中から目当てのメギドを引ける確率はどないやねんというとまた話は別だが)
 さらに30回連続でメギドが出なかった場合は30回めのガチャでメギドが確定で排出されるという親切仕様。そんな天井低くて大丈夫か?
 他にはオーブという物が出てくる。これはメギドに装備させることの出来る、まあFGOで言うところの礼装なのだが、パッシブスキルとアクティブスキルがそれぞれ付いていて、こっちにレアリティが設定されている。これもレアリティが高ければ有用かといえばそんな事は無く、ストーリー配布やイベント配布のオーブも十分実戦に耐えうるようになっている。
 さらに最初に引けるチュートリアルガチャはメギド2体確定のうえ何度でも引き直し可能という仕様に加え、メギド1体確定の10連ガチャが無期限で4回まで引ける。「えっ今日は確定引いても良いのか!?」「ああ しっかり引け……」「これより月末サバトを開始する!!」
 ただしそんなにバンバン石を配ってくれるゲームではないとは言っておく。序盤は確定10連を引き、月末のサバトに備えて石を貯めておくのが良いだろう。
 
 そんなわけで、「このキャラさえ出れば最強!」みたいなゲームではない、というのがメギド72最大のポイントだ。
 キャラクターの組み合わせによって戦術のバリエーションが膨大に増えていくゲームなので、「最強のメギド」という物が存在しないのである。

 

・時間を取られないユーザーフレンドリーなシステム
 一番大きいのは「攻略チケット」の存在だ。メギドを全員生存させた状態でステージクリアすると金の王冠マークが付く。この王冠マークがついたステージは、攻略チケットとスタミナを消費することで1回クリアした扱いになり、報酬と経験値が貰える周回スキップ機能が実装されている。
 忙しいときは攻略チケットでスタミナを消費し、時間が出来たら腰を据えてメインストーリーを攻略する……といった具合に時間の使い分けが出来るのが、せわしない現代のゲーマーには有り難い点だろう。
 また、メギドの強化画面で不足素材があったとき、その素材が落ちるステージに数タップで直接移動出来るのも特徴である。いちいちどこで素材が落ちるかをネットで調べなくてもいいというのは非常にストレスフリーだ。
 さらに「メギドの塔」と呼ばれる放置ダンジョンも存在する。所持メギドを遠征に出し、時間が立ったら素材やらなんやらを持って帰ってきてくれるというもので、空いた時間や寝る前に放置しておけば素材がしこたま貰えるのだ。攻略チケットも貰えるぞ!

 

・難点
 さて、いろいろ言ってきたが難点も存在する。特に初心者置いてけぼりなのは戦闘システムだ。
 ぶっちゃけ独特すぎてとっつきづらい。初めて2週間くらい経つが筆者は未だによくわかってない、というか仕様が多すぎる。状態異常だけでも毒、めまい、感電、呪い、暗闇、睡眠、凍結、混乱、束縛、病気、ノックバック、引き寄せなどなどクソほど存在するので把握だけで一苦労だ。
 また戦闘自体の難易度も高く、ストーリーの要所要所でハチャメチャに強いボスが立ちはだかって来る。なんなら3ステージめ位からガチで殺しにかかってくるので油断するとすぐ死ぬ。マジで。
 育成も一苦労で、とにかく素材の種類がべらぼうに多い。前述した素材が落ちるステージに遷移できる機能がなければやってられんレベルで、なおかつ曜日限定クエストでしか得られない素材もあるため、メギドを進化させるのもそこそこ手間がかかるし、一部のメギドはまだ進んでいないステージの素材を要求してくるので、育成が滞る事もよくある事態だ。

 

・まとめ
 とにかく「手間暇かけてじっくりやっていくゲーム」だと言えるだろう。戦闘の仕組みが理解できてからは一気に面白くなるので、TCGプレイヤーのような「要素と要素の組み合わせで新たな戦術を切り開く」のが好きな人はとことんまでハマれると思う。
 また人間と悪魔の価値観の違いや、世界の崩壊を目前にした人々の戦いなどエモい要素も盛りだくさんなのでTRPGプレイヤーとの親和性は非常に高いと睨んでいる。
 また、公式ポータルサイトの情報もメチャクチャ充実しており、メギドの検索やステージ攻略情報など、一部は有志wikiより情報量が多いので攻略に詰まったら覗いてみるといいぞ。
 公式ポータル:https://megido72-portal.com/
 有志wikihttps://megido72wiki.com/

 

ヴラドⅢ世(狂)

ヴラドⅢ世(狂)

俺のツイッターをフォローしてる人なら「またかよ」「何回目だ」とおっしゃるであろうが俺がヴラドおじさまを解説せずして何がFGO記事だ。
出展元はアポクリファのランサーだったのだがなぜかバーサーカーで来た人。呼ばれるクラスによって宝具の当て字とか性能の設定とかが全部違うので気になる人は調べてみよう。

 

・基礎ステ(LvMAX時)
 HP 13770
 ATK 11499

 まずバーサーカーとしては全体3位に位置するトップクラスのHPを持つ。逆にATKは星5全体の中で比較するとやや低いが、バーサーカー全体で見ると5位に位置しているので極端に低いという訳でもない。
 後述のスキルでATKにえげつないバフが入るため、さほど火力不足を感じることは無いだろう。
 成長曲線は凸型で、Lv70でステータスがほぼ頭打ちになる。

 

・カード性能解説(hit数とか)
 バスター 2枚 1hit
 アーツ  2枚 2hit
 クイック 1枚 2hit
 
 バーサーカーの中でも3騎しか居ないB2A2Q1の変り種編成。そのため他クラスのサーヴァントと同じような感覚でコマンドカードを選べる。
 ただ問題として、主体とすべきアーツカードの性能、具体的にはNP効率がしこたま悪い。下から数えたほうが早いレベル。
 後述の運用でも述べるが、「積極的にアーツカードを選んでNPを貯める」ではなく、「アーツチェインを組んで強引にNPを貯める」選択を優先すべきである。
 クイックもお察しレベルで、俺は効果音詐欺と呼称している。選ぶだけ無駄と言っても良かろう。
 バスターは強い。狂化EXにより12%の補正がかかっているからだ。なお同じ☆5で狂化EX持ちの頼光マッマがいるおかげであんまり目立たない模様。アーツチェインを組むのが優先される都合上、積極的に選ぶ機会は無いが、けっこうなダメージの期待値があることを覚えておくと良いだろう。

 

・スキル解説

Skill1 吸血A CT8
 敵単体のチャージを高確率で減らす+自身のNPを増やす
Skill2 変化C CT7
 自身の防御力をアップ(3T)
Skill2(強化) 鮮血の伝承A+ CT7
 自身の防御力をアップ(3T)&攻撃力をアップ(3T)
Skill3 戦闘続行A CT9
 自身にガッツ状態(1回・5T)を付与

 

◎吸血
 1つ目の効果は不確定チャージ減少。とはいえLv10で確率が100%になるのでほぼ確実に通る。
 2つ目のNP増加効果のほうが重要で、Lv1なら20%、Lv10なら30%だ。これにより相手の妨害が出来なかろうが自身のNPを貯めて宝具につなげるという強いムーブが可能。
 NPの固定獲得効果を持っているのはバーサーカーだと他にスパルタクスと金時しかいない。その中でも妨害効果を兼ね備えているのはおじさまだけである。


◎変化・鮮血の伝承
 強化前は最大24%アップ、強化後は両方共30%アップとシンプルながら強力な自己バフ。
 これにより数字以上の地力を持つ。特に防御力アップが強く、バーサーカーとしてはかなり打たれ強い部類に入る。
 そもそもバーサーカーに耐久力が必要なのかという話もあるが、後述のアーツ耐久型を組むときにこのスキルが生存性向上にとても貢献するのだ。最大強化でCTが5になるという取り回しのよさに加え、火力アップもあるのが偉い。


◎戦闘続行
 いわゆるガッツ。Lv10だと2500回復する。しかしこれが発動するということは相当追い込まれている状況であり、また第2スキルの防御バフがあったとしても、2500程度のHPでは建て直しは難しい。
 最後の保険程度に考えておいたほうが無難であろう。

 

スキルレベルの育成優先度に関しては吸血>鮮血の伝承>戦闘続行の順が望ましい。
吸血のNP獲得は後述する宝具連発の始動キーになるし、チャージ減少の確率が上昇するのも見逃せない。鮮血の伝承は言わずもがなだ。
最大のネックとして、スキル上げの要求素材がマジでヤバい。具体的には凶骨が72個、虚影の塵が48個必要になる。1つのスキルで。
全部SL10にしようと思ったら凶骨が216個、虚影の塵が144個必要になるとかいう狂った要求をしてきよるので、ご利用は計画的に行おう。いいから冬木に行け。

 

・宝具解説
血塗れ王鬼(カズィクル・ベイ)
Arts/10hit 対人宝具 ランクC 敵単体に超強力な攻撃+スターを大量獲得(OC:効果アップ)

 

ヴラド3世の主力にして基点。運用でも述べるが、ヴラド3世を主軸にする場合は、いかにこの宝具を安定して撃てるかがポイントとなる。
「超強力な攻撃」とあるが、未強化の場合、宝具Lv1での威力倍率は600と、他の超強力なArts宝具に比べて1段落ちる。
一応幕間をクリアすることで倍率が900に強化されるが、それは他の単体/超強力と同じ倍率に引き上げられただけの事で、実質的に強化はされていない。今後に期待してはや数年経ったが、はてさて。

 

とか言っときつつ手の平カラドボルグするがこの宝具の真価は威力にはない。副次効果のスター獲得がそれだ。
スター獲得数はOC1で15個、強化後なら20個。他の宝具効果によるスター獲得と同程度だが、アーツ宝具でスターを獲得するのは数少なく、攻撃宝具に絞ると他には水着ジャンヌしかいない。
おじさまがスターを得ることのメリットはかなり薄い。というのも素のスター集中率は他のバーサーカーと同じく劣悪で、それを補助するスキルも無い。強引に飽和させるにしても数が足りないと、とにかく中途半端である。
だがそれはメリットになるのだ。バーサーカーに星は集まらない。考え方を変えるとそれは、他パーティメンバーに星が集中する事を意味する。
他メンバーの間接的なクリティカル補助。これがこの宝具の真価である。具体的にどういった運用になるかは後述する。

 

またhit数が高いのも魅力で、これはNPリチャージ率に直結するため、NP効率を高める、カード性能をバフするなどでフォローしてやるとガッツリNPが戻ってくるのでまた宝具が撃てるようになるぞ。
ちなみにオーバーキルかな?と思ってもNP獲得率やらなんやらに補正が掛かるので死に掛けのやつに撃ってもガッツリアドが稼げる。覚えておこう。

 

・運用について
基本的には前述した宝具を2~3Tに1回撃つのが理想になる。
しかしそのためにはおじさま自身のNP効率が劣悪なので、アーツチェインによる固定数増加を狙っていくのが基本となってくる。所謂「アーツパ」だ。
ヴラド入りアーツパの全体的な流れとしては
①NPを貯めてカズィクル・ベイを撃つ
②出てきた星で他のPTメンバーがアーツクリティカルする
③アーツクリティカルで貯めたNPでPTメンがアーツ宝具を撃てるようになる
④PT全体のアーツカードが増えることでアーツチェインがしやすくなり、そのアーツチェインでおじさまのNPがモリモリ貯まる
というループである。
これが上手い事ハマるとホントに2~3Tに1回くらい敵に杭を刺すことが出来るようになる。
「バスターよりダメージが出て」「クイックより星が出て」「アーツよりもhit数が多い」という超性能カードを短期的に連発する。これがヴラド3世を最大限に生かす運用と言えるだろう。
コツとしては回転率を高める為に初手から吸血を使っていくこと。どうせ耐久メインの戦術になるのだから3waveめのボスに行くまでにリチャージされているはずである。エンジンをいかに素早く始動させるかがキモだ。

 

この「相手をどつき回しながらパーティに星を供給する」という動き方はしばらくおじさまにしかできないポジションだったが、最近では水着ジャンヌとかいうやべー女が台頭してきた。なんだよ3T星10個って。
全体バフとか回数無敵とか強い要素てんこ盛りだが、「バーサーカーなのでどんな敵にも対応できる」「単体宝具なのでダメージ量がそもそも違う」等、おじさまゆえのメリットは存在するため、住み分けはキッチリ出来ている。はず。すみません水着ジャンヌ持ってないので完全にエアプです。
最も違う点は「水着ジャンヌはアーチャーなので星を吸ってしまう」という点だろうか。全体の流れを止めず、味方の宝具回転をサポートするのはやはりおじさまにしかない強みだと考える。

 

・相性のいい鯖
玉藻前
 最強の組み合わせ。吸血と呪術による相手の妨害、狐の嫁入りによる回復&アーツバフ、そして宝具によるCT減少&NPチャージと、その全てが強烈なシナジーを発揮している。
 問題は両方共☆5という入手難度の高さである。玉藻をフレンド枠で補うにしても、マーリンや孔明のほうが優先されがちなので確保もやや難しいか。
 またこいつもよりによって凶骨をスキル上げに要求してきやがる。1スキルあたり44個、合計132個、おじさまと合わせて全部で348個だ。冬木に行け。わかったか。

 

アンデルセン
 レアリティ的な意味でおすすめできる相方。高速詠唱によるエンジン始動の早さ、確率ではあるが攻撃・防御・回復がいっぺんに賄える宝具、スター獲得による他鯖のサポートなど幅広いサポートがこなせる。
 しかし低レアであるがゆえの低ステータスがどうにもネックになってくる。無辜の怪物の防御ダウンデメリットもあって、下手するとヴラドおじさまより先に落ちてたりもする。
ギルガメッシュ(術)
 カリスマ、アーツアップに加えて第一スキルの王の帰還がまた相性いいんだこれが。SL10でSR100%UPなのだが前述したとおりカズィクル・ベイは10hitする超性能カードなので実質出てくるスターを10個増やしているに等しい。
 さらに宝具のエネミー全体防御ダウン+味方防御アップが激烈に強く、PT全体の火力を底上げしながら安全性を高めるという欲張りウルクセット一丁上がりだ。使おう。
◎ほか
 基本的にアーツチェインを組むことが優先されるので、アーツ3枚なら安定した運用が可能。宝具もアーツならもっといいぞ。
 具体的にはナーサリーライム、水着マリー、エレナあたり。

 

●まとめ
・アーツチェインでNPを稼いでガンガン宝具を撃とう!
・スキル上げは吸血優先!
・パーティを組むならアーツ3枚鯖が安定!

 

・余談(ここは読まなくてもいいです)
 筆者は最初期からFGOをやっているが、初期のおじさまは今ほど鯖が充実していなかったのもあってかなり扱いづらかった。
 そんなおじ様が2枚、3枚と重なるごとに殺意を覚えたこともあった。年始の福袋から出てきたあの瞬間は今でも覚えている。
 しかし今では聖杯と金フォウをぶちこむ当カルデアのトップエースである。幾度かの強化や、その後のガチャ運によっておじさまを万全にサポートする布陣が整ったことも大きいが、何より長い間使い続けて愛着がわいたというのが大きい。おかげでこんな記事まで書いてしまった。
 願わくば、記事をご覧になっている方のカルデアにも無二のサーヴァントが召喚されるよう思うばかりである。

汎用サポート鯖まとめ

記事書いててサポート鯖とかの相性を書く時、毎回毎回この連中の事を考えたり書いたりするのが嫌になっちゃったのでまとめることにした。特に記事内に記述が無い場合は「わざわざ書くまでも無い」と判断しているってことね。
「オイオイ、この鯖語るくせにアイツに言及しないとかエアプかよwwwwwww」とか思ったおまえはこのページを見ようともしていない時点で完全にどうしようもないことが証明されている。フェートグランドオーッダ……すなわちメキシコではおまえのようなあほのこし抜けから死んでいく。わかったか。

再三言っておくがこの記事も随時アップデートされる可能性がある。改めて気づいたりとか指摘されたりとかでこっちに移動することもあるのでたまに見返すと知らんやつが増えていたりするかもしれない。

 

諸葛孔明(エルメロイ2世)
 いけいけ僕らの過労死担当。最高クラスの攻撃・防御バフ、高い係数のクリティカルバフに加えてNP増加効果が全部に付いてるグレートビッグベン☆ロンドンスター。
 宝具もチャージ減少、スタン、スリップダメージ、防御ダウンなど強烈なものが揃ったデバフで申し分ない。アーツ3枚体制の為、ちょっとお膳立てをしてやれば3T~4Tに一回は石兵八陣が降って来る。
 ぶっちゃけた話NP増加効果が無くてもサポート系キャスターとしてトップクラスの係数を持っているのだが、激烈テコ入れによって一部では「人権」とまで揶揄されるほどの鯖にまでなってしまった。
 相性の良くないサーヴァントを探すほうが難しいレベルであり、周回からシナリオ、高難易度攻略まで幅広く過労死してくれるだろう。

 

●マーリン
 いけいけ僕らのえっちなお兄さん(CV櫻井)。NP配布付きカリスマ、全体無敵、バスタークリティカルバフ、そしてHP・NPリジェネ+星生産の宝具と、どれをとっても一線級のサポート性能。
 中でも特に「英雄作成」がブッ飛んだ効力を有しており、SL10ではバスターに50%、クリティカル威力に100%のバフを与える、瞬間火力サポートという意味では他の追随を許さない凶悪さを誇る。
 ものすごくざっくりとした雑な計算になるが、英雄作成SL10をかけた鯖がBクリティカルすると、だいたい通常の2.5倍くらいのダメージが出ることになる。ヤバい。
 自身が宝具で星を出せる事、キャスタークラスで星を吸わない事を勘案して、PT構築段階から留意しておけばこの効果を最大限に生かせるだろう。勿論、スター集中を持った鯖との相性は抜群である。
 また、固有クラススキル『混血』の効果で何もしなくてもNPが貯まっていくので、意識してマーリンのカードを選ばなくても、この効果と被弾NP増加で割合なんとかなってしまうのだ。
 総じてバランスの良いサポートであり、どんなパーティに入れても活躍が見込める。問題は期間限定鯖なので入手チャンスが非常に少ないことだが、まあサポート欄を見れば誰かしら出しているはずである。

 

玉藻前(術)
 ご存知良妻。単体チャージ減少、激烈自己防御バフ、そして単体アーツ強化&回復という「耐久しましょ!頑張って!」というメッセージを体現したかのようなスキル構成。
 そして宝具がこれまた超サポートタイプの、HP回復+CT減少+全体NP配布というヒーラーの鑑のような詰め込み宝具。特にOCで効果が上昇するNP配布がすばらしく優秀で、OC100%でも全体20%、現実的に狙っていけるOC300%=宝具チェイン3段目だと全体に37.5%配布となる。なんで自分もNPチャージされるんだ?
 自身のCTが全て7(最大強化で5)というのもCT減少と強力なシナジーを作り上げており、短期的にスキルをばら撒いていく事が可能。
 初手にPT全体のスキルを全て使った後、カレイドスコープのようなNP増加礼装を用意した玉藻で宝具を撃つことで、最初からエンジン全開でクエストを進めるといった用法もある。
 とにかく撃てば撃つほど味方の状態が良くなるアドバンテージの塊のような宝具のため、礼装をNP効率UP系にする、アーツチェインを積極的に組む等の補助をしてやればそれはもうものすごい勢いでブンブン回り出す。
 アーツ主体のPTであればどんなPTでも合う、というか玉藻がいる居ないで戦術の根幹が変るレベル。引いたら是非使ってみよう。

 

●スカサハ=スカディ
 新進気鋭のクイックサポート。今までに類を見ない係数と持続ターン数のクイック&クリティカルバフ、無駄の無い防御ダウン&クリティカル確率ダウン、そして全てのNP配布を過去にする破格の単体NP50%チャージと申し分ない詰め込み具合。
 特に第一スキル「原初のルーン」はそのターン数と係数から、既存のクイック全体宝具鯖を強力にサポートする。特にN/Aが高いサーヴァントはその恩恵に預かって、連発も可能なほどにNPがリチャージされるなど、既存の戦術・定石を覆すレベル。
 宝具も手堅く強力で、クリティカルバフ、回数回避(3T1回)、即死無効、被ダメージカットとなかなかのもの。回数回避が強いのは過去のクー・フーリンたちの例から見ても言わずもがなであろう。今サラッと書いたが「クー・フーリンたち」って何?
 クイックを主体にするサーヴァントであれば全て相性が良いと言っても過言ではない、強力なサポートキャスターである。

 

●マシュ(1部)
 堅い。それに尽きるシンプルな性能だが、タンクとして他の追随を許さない圧倒的なスペックを誇る。その特性から、無敵貫通を多用するエネミーや、HIT数の多いエネミーに対して無類の防御力を発揮してくれる。
 第1スキル「今は脆き雪花の壁」「誉れ堅き雪花の壁」だが、3T継続の全体防御バフスキルを持つサーヴァントはこのゲームにおいてマシュを含めてたった4騎しか存在しない。マシュはその中でもCTが1T短い7であり、ダメージカットを付与するという防御全振り性能。
 第2スキル「時に煙る白亜の壁」も強力で、単体無敵+NP配布と申し分ない性能。ピンチの味方を守る、NP増加をメインに狙うなど柔軟に運用可能。
 第3スキル「奮い断つ決意の盾」はターゲット集中+NP獲得量増加。特にこのNP獲得量増加はすさまじい係数で、SL10でなんと破格の400。2位のレオニダス、ランスロットが100というあたりからその規格外さを感じてほしい。
 これによりアーツを選んだときのNP増加は当然、被ダメージ時NP獲得量も増加する。HIT数の多い敵に対しては抜群の相性を見せてくれる。
 そして宝具。強化前からして全体防御UPが強力なのだが、強化後になると攻撃力バフまで付くという贅沢ぶり。とまあ、とにかく居てくれるだけでPT全体の生存性を底上げしてくれる縁の下の力持ちである。
 おまけに編成コストが0。強力な礼装や高レア鯖をガンガン投入出来るという「パーティ編成の自由さ」に貢献できる数少ないサーヴァントなので、育てない理由が無いと言っても過言ではない。
 これはもう、断言させてもらおう。マシュを使おうとしないのは縛りプレイと同義だ、と。

専門用語いろいろ

基本的に鯖の個別記事で「N/A」とか「カード補正」とかの、このゲーム専門用語が頻出することになると思うのであらかじめ書いておくことにした。
個別記事でイチイチ注釈するのも面倒なのでわからなくなったらここを見て欲しい。
またホントのホントに初心者が覚えるべき用語(コマンドカードとか、NPとか)はもう省くのでなんかその辺のまとめ記事とかググれ。個別に需要があったら書くかもしれん。

この記事の内容は必要になったら随時アップデートしていくので前に無かった項目が増えていたら、新しい鯖紹介するときに必要だったんだな、とか思ってくれていい。

 

・N/A
 NP Rate/Attackの略称。「攻撃したときのNP獲得基本値」と考えればいい。N/Aとカードのhit数で獲得できるNPが算出される。
 この数字が低ければ低いほど1hitあたりのNP獲得量が少ない。逆に言うとこの数字が低かろうがhit数が多ければNP獲得量は他の鯖と変らなくなる。
 極端な例だが、N/Aが0.5でhit数2の鯖と、N/Aが1でhit数が1の鯖が居たとき、両者のNP獲得量は同じである。
 まあ実際は1stボーナスや選んだカード、エネミーの補正、クリティカル、オーバーキルなんかも絡み合ってくるが、ざっくりとした認識として「N/Aの値とhit数によってNP獲得量が決まる」と覚えておけばよい。

 

・SR
 Star Rate。スター発生率。単位は%。これもN/Aと同じく1hitあたりに掛かってくる数字。
 例えばSRが10の鯖が居た場合、1hitでスターが出てくる確率は10%である。これもN/Aで述べた事と同じで、1stボーナスとか選んだカードとかもろもろの計算式が入ってくる。
 スキルの「スター発生確率アップ」とかは全部このSRを加算する計算である。最大は300%。100%につき1hitあたりスター1個確定、それ以上はまた再計算になる。150%ならスター1個確定した上で、50%の確率でスター発生判定が行われるという感じ。

FGOいろいろ

◎前置き
オタクの本能として「自分の持ってる知識で他人をマウントしたい」という欲求があるのでFGOの鯖運用とかを書きなぐってそういう煩悩を発散して気持ちよくなろうと思う。
とはいえこれでアフィリエイティング行為をするつもりなど毛頭無いので完全な自己満足だ。
俺はインターネット声活動マンのはずなのに何を書いているんだろう? まあいいや。

まず大前提としていくつか書いておく。


・ここに書いてあることが絶対の正解ではない
 あくまでも俺の使用感や主観による運用方法(机上の空論)であったりするので、どっかしら致命的な見落としがあったりするかもしれない。そのときは指摘してくれると修正もしやすいのでどしどし書け。インターネット集合知である。
 ただし礼儀をわきまえてくれ。おまえのなかの内なるソンケイを高めろ。


・手持ち・アプデによって運用は変わる
 FGOというクソゲーはガチャというクソゲーに大きく左右されるクソゲーなので、手持ち鯖の充実具合によっては最適解が全く違う・大きく変化することもある。具体的にはアーツ耐久を組む場合の玉藻とか。
 またここ最近は強化クエスト実装によって性能が大きく上昇・変化する鯖も増えてきている。状況は常に変化するのだ。世に変らぬものはあらざり、金玉とて常に動けり。
 なので、あくまでも「その文章を書いたときの最適解」である事をご理解いただきたい。


・「強さ」の要点は鯖によって違う
 例えば「ヘラクレスはNPチャージできないから弱い」と言ってる奴がいた場合、どこに目ぇ向けてんだ?と思うだろう。しかし、言われてみれば、まあ、確かに、ヘラクレスにはNPチャージスキルが無いのは厳然たる事実だ。その点に限って言えば「弱い」と言ってもいいかもしれない。
 しかしヘラクレスの真価は高い生存性による粘り強さにあり、バーサーカーの高い打点を4~5ターンの間叩き込み続けることが出来る点にあって、NPがチャージ出来るかどうかはまったく関係がない。運用方法、求められる役割が違うからだ。
 『強い』『弱い』という言葉は、どんな状況、どんな運用を想定しているのか、絶対評価か比較評価かによって変ってくる。自分も注意して言葉を選んでいきたいところだ。


・俺の持っているサーヴァントをメインに紹介する
 まあ別に持ってない鯖紹介してもいいっちゃいいのだが、具体的な使用感覚や実際の運用面で見えてくるポイント等も存在するため、出来る限り持っている鯖を中心に紹介していきたい。
 要望があれば考えないことも無いっちゃない。


・よくわからん鯖は書かない(書けない)
 フィンとかジェロニモとか…… すまんがマジでよくわからん奴はどうしようもない。俺の技量では使いこなせぬ。

 

追記修正はゴリゴリする

ぶっちゃけ夜勤の暇つぶしに文章ざかざか書いてるだけなので画像挿入しようかな、とかそういうのは一切考えてないです。気が向いたらやるので記事アップデート可能性はいつだって存在するはずだ。

 

具体的にどういうフォーマットで書くか
・基礎ステ(LvMAX時)
・カード性能解説(hit数とか)
・スキル解説
・宝具解説
・運用について
・相性のいい鯖
・まとめ
・補足
こんな感じか。